公害防止管理者 水質関係第1種 WEB問題演習
公害防止管理者 水質関係第1種の解説付きWEB問題を全750問公開しています。今日の10問、科目別演習、間違い復習を使って、理解度確認と弱点対策を無料で進められます。
掲載している問題は、試験範囲や公式情報等を参考に、資格ブートキャンプが独自に制作した試験対策用の予想問題です。実際の過去問を転載したものではありません。
WEB問題の効果的な使い方
公害防止管理者 水質関係第1種の理解度確認と弱点対策に活用できます。
まずは「今日の10問」で習慣化
一度に大量の問題を解くより、毎日少しずつ継続して問題に触れることで、 知識の抜けや忘れている論点を見つけやすくなります。 正解数だけでなく、迷った問題も復習対象として確認してください。
苦手分野は「科目別学習」で集中対策
正答率が低い科目や理解が曖昧な分野は、科目別に繰り返して解きます。 同じ論点を複数回解くことで、選択肢の違いだけを覚えるのではなく、 正解の根拠を説明できる状態を目指します。
- 最初に10問程度解いて現在の理解度を確認する
- 間違えた問題・迷った問題の解説を確認する
- 苦手科目を科目別学習で集中的に解く
- 数日後に「間違い復習」で定着したか確認する
WEB問題とPDF教材の使い分け
WEB問題が向いている学習
その場で採点・解説を確認したいとき、日々の学習進捗や正答率を見ながら学びたいとき、 間違えた問題だけを効率よく復習したいときに向いています。
PDF教材が向いている学習
科目ごとにまとめて問題を解きたいとき、印刷して書き込みながら学びたいとき、 端末へ保存してオフラインで繰り返し復習したいときに向いています。
WEB問題で弱点を見つけ、PDF教材で該当科目を反復し、その後に再びWEB問題で確認すると、 「理解度確認 → 弱点整理 → 反復復習 → 再確認」という学習サイクルを作りやすくなります。
科目を選択する
出題方式と問題数を選べます。学習項目と代表問題は、演習の進捗を変更せず確認できます。
公害総論
150問
公害総論の公開中WEB問題150問を、5つの学習分野・15の細目に沿って確認できる。
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収録トピック
- 環境基本法・環境関連法規「環境基本法・環境関連法規」の分野として、環境基本法・基本理念、環境基準・公害の定義、環境関連法規の体系を扱う。
- 公害防止組織法「公害防止組織法」の分野として、特定工場・対象業種・対象施設、公害防止統括者・公害防止管理者・主任管理者、選任・届出・代理者・罰則を扱う。
- 環境問題全般「環境問題全般」の分野として、公害問題の歴史・大気・水質・土壌、地球温暖化・オゾン層・酸性雨、廃棄物・資源循環・化学物質を扱う。
- 環境管理手法「環境管理手法」の分野として、環境マネジメントシステム・ISO 14001、PRTR・化学物質管理、リスクアセスメント・LCA等を扱う。
- 国際環境協力「国際環境協力」の分野として、国際環境条約・国際的枠組み、日本の環境政策・環境白書・環境統計、国際環境協力・SDGs・循環経済を扱う。
代表問題
実際に収録している問題と解説の例です。ここで開いても学習進捗には記録されません。
KW01-WEB-016|生活環境の定義を理解する
環境基本法の「生活環境」に含まれるものとして最も適切な説明はどれか。
- ア 人の生活に密接な関係のある財産、動植物及びその生育環境も含まれる。
- イ 自然公園内の野生生物だけを意味する。
- ウ 人の身体的健康だけを意味し、財産や動植物は含まれない。
- エ 住宅建物の室内空間だけを意味する。
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正答:ア
- ア
環境基本法第2条第3項は、生活環境に人の生活に密接な財産、動植物、その生育環境を含むと定める。
- イ
自然公園内に限定されない。
- ウ
法は健康と生活環境を区別し、生活環境には財産や動植物等も含めている。
- エ
生活環境は室内空間だけに限定されず、生活に密接な財産や動植物等を含む。
公害による被害の対象は人の健康だけではない。環境基本法上の生活環境には、生活に密接な財産や動植物、その生育環境も含まれる。
KW01-WEB-121|気候変動枠組条約の位置付けを理解する
国連気候変動枠組条約(UNFCCC)の基本的な目的として最も適切なものはどれか。
- ア オゾン層破壊物質の生産と消費だけを規制する。
- イ 気候系に危険な人為的干渉を及ぼさない水準で、大気中の温室効果ガス濃度の安定化を目指す。
- ウ 有害廃棄物の越境移動だけを規制する。
- エ 残留性有機汚染物質の製造・使用だけを廃絶する。
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正答:イ
- ア
これはウィーン条約・モントリオール議定書系の主題である。
- イ
UNFCCCは気候変動問題に関する国際的な基本枠組みである。
- ウ
これはバーゼル条約の主題である。
- エ
これはストックホルム条約の主題である。
国際環境条約は対象問題が異なる。気候変動、オゾン層、有害廃棄物、POPsなどを対応する条約と結び付けて整理する。
水質概論
150問
水質概論の公開中WEB問題150問を、5つの学習分野・15の細目に沿って確認できる。
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収録トピック
- 水質汚濁防止法体系「水質汚濁防止法体系」の分野として、規制の仕組み・特定施設、排水基準・上乗せ基準・総量規制、届出・事故時措置・地下水浸透規制を扱う。
- 水質汚濁の現状「水質汚濁の現状」の分野として、公共用水域・環境基準達成状況、地下水汚染・地下水環境基準、湖沼・海域・閉鎖性水域を扱う。
- 発生源・汚濁負荷「発生源・汚濁負荷」の分野として、生活系・産業系・面源負荷、有機汚濁・BOD・COD・SS、窒素・りん・富栄養化を扱う。
- 汚濁機構・影響「汚濁機構・影響」の分野として、自浄作用・溶存酸素・水域内挙動、有害物質の挙動・蓄積・生物濃縮、健康影響・生態系影響を扱う。
- 行政・水質管理「行政・水質管理」の分野として、国・地方公共団体の水質汚濁防止対策、常時監視・測定計画・水質評価、総量削減計画・排水管理・事故対応を扱う。
代表問題
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KW02-WEB-016|有害物質排水基準の排水量要件を理解する
有害物質に係る一律排水基準の適用について適切なものはどれか。
- ア 生活環境項目でみられる一日平均排水量50m3以上という一般的な適用条件とは異なり、有害物質基準は排水量が少ないことだけで当然に適用除外とはならない。
- イ 有害物質基準は総量規制地域にだけ存在する。
- ウ 有害物質基準は環境基準と同じ値でなければならない。
- エ 一日平均排水量が49m3なら有害物質を自由に排出できる。
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正答:ア
- ア
有害物質基準は健康保護の観点から、排水量50m3/日の条件により一律に除外される仕組みではない。
- イ
全国一律の有害物質排水基準がある。
- ウ
環境基準と排水基準は目的・設定の考え方が異なる。
- エ
有害物質の排出規制は排水量が少ないだけで免除されない。
有害物質と生活環境項目では適用条件が異なる。排水量50m3/日の条件を機械的に全項目へ当てはめない。
KW02-WEB-121|間接的な生態系影響を評価できる
ある農薬が対象外の水生昆虫を減少させた結果、それを餌とする魚類も減少した。この現象の説明として最も適切なものはどれか。
- ア 化学物質の影響は常に一種だけに限定される。
- イ 生態系では間接影響という概念は存在しない。
- ウ 化学物質が食物網を介して間接的な生態系影響を引き起こした。
- エ 魚類への影響があるため、水生昆虫の減少は無関係である。
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正答:ウ
- ア
食物網を通じて複数種へ波及し得る。
- イ
生態系評価では重要な概念である。
- ウ
生態影響は対象生物への直接毒性だけでなく、餌資源や生息場を介した間接影響も含む。
- エ
餌生物減少は魚類個体群へ影響し得る。
生態リスクでは、個体レベルの毒性だけでなく、個体群・群集・食物網への波及も意識する。
汚水処理特論
150問
汚水処理特論の公開中WEB問題150問を、5つの学習分野・15の細目に沿って確認できる。
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収録トピック
- 汚水処理計画「汚水処理計画」の分野として、水量・水質・汚濁負荷、処理フロー・前処理・処理方式選定、設計条件・物質収支・処理効率を扱う。
- 物理・化学的処理「物理・化学的処理」の分野として、沈殿・浮上・ろ過、凝集・中和・酸化還元、吸着・イオン交換・膜分離を扱う。
- 生物処理「生物処理」の分野として、活性汚泥法・曝気・沈降、生物膜法・嫌気処理、窒素・りんの生物学的処理を扱う。
- 維持管理・汚泥処理「維持管理・汚泥処理」の分野として、運転管理・障害対策、汚泥濃縮・消化・脱水・処分、設備保全・安全・省エネルギーを扱う。
- 測定技術「測定技術」の分野として、採水・試料保存・流量測定、pH・BOD・COD・SS等の測定、窒素・りん・TOC・精度管理を扱う。
代表問題
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KW03-WEB-016|膜処理前処理の必要性を判断できる
RO膜を用いて再利用水を得る計画で、原水にSSと油分が多い。最も適切なフロー設計の考え方はどれか。
- ア SS・油分が多いほどRO膜の除去能力が上がるため前処理しない。
- イ ROは粗大ごみ除去専用なので、後段にスクリーンを置く。
- ウ RO前段では必ず嫌気消化だけを行えばよい。
- エ ROの前段でSS・油分を十分低減する前処理を設け、膜ファウリングや性能低下を抑える。
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正答:エ
- ア
SS・油分は膜汚染や圧力損失の原因となり得る。
- イ
ROは溶解成分等の分離に用い、粗大物は前段で除去する。
- ウ
前処理は対象汚濁物質に応じて選定し、単一方式に固定できない。
- エ
膜処理では原水性状に応じた前処理が重要である。
高度な膜分離ほど前処理・洗浄・濃縮水処理を含めたシステム設計が重要になる。
KW03-WEB-121|薬品取扱い時のリスク管理を判断できる
酸・アルカリ等の薬品を用いる中和設備で、薬品補充作業の安全性を高める方法として最も適切なものはどれか。
- ア 薬品名が分からなくても同じタンクへ混合投入する。
- イ 保護具は作業効率を下げるため使用しない。
- ウ 漏えい時は排水溝へ無条件に流して処理を終える。
- エ SDSや作業手順を確認し、適切な保護具、飛散・漏えい対策、緊急洗浄設備等を整える。
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正答:エ
- ア
混触反応や誤投入事故の危険がある。
- イ
危険有害性に応じた保護具が必要である。
- ウ
二次汚染や危険反応を防ぐため、所定の緊急対応が必要である。
- エ
腐食性薬品は接触・飛散・混触事故を防ぐため、危険有害性に応じた管理が必要である。
薬品設備は表示・保管・移送・補給・漏えい対応を含めた標準手順で管理する。
水質有害物質特論
150問
水質有害物質特論の公開中WEB問題150問を、5つの学習分野・15の細目に沿って確認できる。
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収録トピック
- 金属・無機有害物質「金属・無機有害物質」の分野として、カドミウム・鉛・六価クロム、水銀・ひ素・セレン、ほう素・ふっ素・シアンを扱う。
- 有機有害物質「有機有害物質」の分野として、有機りん化合物・農薬、PCB・有機塩素系化合物、ベンゼン・1,4-ジオキサン・VOCを扱う。
- 有害物質処理技術「有害物質処理技術」の分野として、沈殿・中和・不溶化、酸化還元・分解処理、吸着・膜・揮散等の処理を扱う。
- 処理施設の維持管理「処理施設の維持管理」の分野として、排水源管理・分別・系統管理、薬品・汚泥・漏えい・安全管理、運転条件・異常時対応を扱う。
- 有害物質測定技術「有害物質測定技術」の分野として、採水・前処理・試料調製、金属・無機物質の分析、有機物質の機器分析・QA/QCを扱う。
代表問題
実際に収録している問題と解説の例です。ここで開いても学習進捗には記録されません。
KW04-WEB-016|セレンの一般排水基準を把握する
セレン濃度0.12 mg Se/Lの排水について、国の一般排水基準との比較結果として正しいものはどれか。
- ア 基準0.1 mg Se/Lを0.02 mg Se/L上回る。
- イ 基準0.2 mg Se/L以下なので基準内である。
- ウ 基準10 mg Se/L以下なので基準内である。
- エ セレンは「検出されないこと」が基準なので数値比較できない。
答え・4肢解説を見る
正答:ア
- ア
セレンの一般排水基準は0.1 mg Se/Lであり、0.12 mg Se/Lは0.02 mg Se/L超過する。
- イ
0.2 mg/Lは六価クロムの基準値と混同している。
- ウ
10 mg/Lは海域以外に排出するほう素の基準値である。
- エ
「検出されないこと」はアルキル水銀化合物の規制表現である。
類似した数値の有害物質が多いため、物質名・元素換算・基準値をセットで整理する。
KW04-WEB-121|採水記録の基本を理解する
工場排水の試料採取時に記録すべき事項として適切なのはどれか。
- ア 採取場所・位置、年月日・時刻、採取者、水温、外観などを記録する。
- イ 分析結果が出るまで採取時刻は記録しない。
- ウ 採取場所は工場名だけとし、採取位置は記録しない。
- エ 試料番号は付けず、容器の見た目だけで識別する。
答え・4肢解説を見る
正答:ア
- ア
採水時の条件を記録することで、結果の再現性・追跡性・異常値検討に役立つ。
- イ
採取時刻は水質変動の評価に重要である。
- ウ
採取位置も結果解釈に必要である。
- エ
試料識別は取り違え防止の基本である。
試料の採取情報は分析結果と一体のデータであり、トレーサビリティ確保に不可欠である。
大規模水質特論
150問
大規模水質特論の公開中WEB問題150問を、5つの学習分野・15の細目に沿って確認できる。
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収録トピック
- 排水の拡散・移流「排水の拡散・移流」の分野として、河川における拡散・混合、湖沼・貯水池における挙動、海域における拡散・成層・潮流を扱う。
- 水質予測・負荷解析「水質予測・負荷解析」の分野として、物質収支・汚濁負荷量計算、拡散モデル・予測条件・パラメータ、溶存酸素・富栄養化・水質予測を扱う。
- 処理水の再利用「処理水の再利用」の分野として、再利用用途・要求水質、再利用処理プロセス・高度処理、節水・循環利用・資源回収を扱う。
- 大規模設備の汚濁防止「大規模設備の汚濁防止」の分野として、業種別排水特性・発生源対策、大規模処理設備・処理システム、負荷変動・運転管理・事故対策を扱う。
- 総合事例「総合事例」の分野として、処理方式選定・改善計画、水質測定結果・処理性能の評価、省エネ・再利用・総合最適化を扱う。
代表問題
実際に収録している問題と解説の例です。ここで開いても学習進捗には記録されません。
KW05-WEB-016|長い滞留時間の影響を判断できる
同じ栄養塩流入濃度を持つ2つの湖で、一方の水理学的滞留時間が大幅に長い。一般に水質評価でより注意すべき点はどれか。
- ア 滞留時間が長いほど、すべての物質が反応せず瞬時に流出する。
- イ 滞留時間は水質モデルの入力として意味がない。
- ウ 栄養塩や藻類が湖内反応を受ける時間が長くなり、内部生産や沈降・分解の影響が大きくなり得る。
- エ 滞留時間が長いと必ずDOが100%飽和になる。
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正答:ウ
- ア
長い滞留時間はむしろ反応時間を確保する。
- イ
湖沼の水質挙動に重要である。
- ウ
滞留時間は輸送時間と生物・化学反応時間の相対関係を左右する。
- エ
DOは生産と消費の収支で決まる。
湖沼では単なる希釈だけでなく、生物生産・沈降・分解・底泥交換を含めた滞留過程が重要になる。
KW05-WEB-121|高濃度食品排水の処理方式を選定できる
COD 5,000 mg/L程度で易生分解性が高く、油脂・SSも多い食品工場排水の改善計画として最も合理的なのはどれか。
- ア 前処理せずROだけに全量投入する。
- イ 消毒だけでCODを除去する。
- ウ スクリーン・DAF等で固形物と油脂を除き、調整後に嫌気処理で高濃度有機物を低減し、好気処理で仕上げる。
- エ 全高濃度排水を無処理で雨水系へ送る。
答え・4肢解説を見る
正答:ウ
- ア
油脂・SSでファウリングしやすく高負荷処理として非効率である。
- イ
COD除去の主要工程ではない。
- ウ
高濃度易分解性排水では前処理、負荷平準化、嫌気・好気処理の段階構成が合理的である。
- エ
水質汚濁を招く。
処理方式は濃度だけでなく、生分解性、SS、油脂、変動幅、必要水質から選ぶ。
問題データを読み込んでいます…
実際の収録問題から掲載
公害防止管理者 水質関係第1種の代表問題
資格ブートキャンプでは、 公害防止管理者 水質関係第1種のWEB問題を公開しています。 以下は実際に収録している問題から、 収録科目ごとに1問ずつ掲載した代表問題です。
すべて4択形式で、問題ごとに正答と解説を確認できます。解説を通して、正しい知識や判断のポイントを学べます。
出題分野:環境基本法・基本理念
環境基本法の目的として最も適切なものはどれか。
- ア. 環境保全の基本理念と各主体の責務を定め、施策を総合的・計画的に推進して、現在及び将来の国民の健康で文化的な生活の確保と人類の福祉に貢献すること。
- イ. 工場排水の全国一律排水基準だけを定め、違反工場を直接処罰すること。
- ウ. 自然公園の指定と利用規制のみを行い、生態系を保護すること。
- エ. 廃棄物の収集・運搬・処分方法だけを全国統一すること。
答え・解説を見る
正答: ア
イ:排水規制の具体的基準は水質汚濁防止法等の個別法の役割であり、環境基本法の目的をそのように限定していない。
ウ:環境基本法は自然環境だけでなく、公害、地球環境、資源循環などを含む環境保全全般の基本枠組みを扱う。
エ:廃棄物処理の具体的な制度は廃棄物処理法等で定められ、環境基本法の目的は環境政策全般に及ぶ。
総合解説:環境基本法は個別の排出基準を列挙する規制法ではなく、環境保全に関する基本理念、各主体の責務、施策の基本事項を定める基本法である。
出題分野:規制の仕組み・特定施設
水質汚濁防止法の目的として最も適切なものはどれか。
- ア. 海洋への廃棄物投棄だけを規制すること。
- イ. 工場の公害防止管理者の資格制度だけを定めること。
- ウ. 公共用水域及び地下水の水質汚濁を防止し、国民の健康を保護するとともに生活環境を保全すること。
- エ. 水道事業者が供給する飲料水の水質基準だけを定めること。
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正答: ウ
イ:公害防止管理者制度は公害防止組織法の体系である。
ウ:同法は排水・地下浸透等を規制し、水質汚濁の防止を通じて健康保護と生活環境保全を図る。
エ:飲料水の水質基準そのものは水道法体系の中心事項である。
総合解説:水質汚濁防止法は、排出水・地下浸透等の規制、生活排水対策、常時監視などを通じて水環境を保全する基本的な規制法である。
出題分野:水量・水質・汚濁負荷
排水量1,200 m3/日、BOD濃度250 mg/Lの排水のBOD負荷量として正しいものはどれか。
- ア. 30 kg/日
- イ. 3,000 kg/日
- ウ. 300 kg/日
- エ. 4.8 kg/日
答え・解説を見る
正答: ウ
イ:mg/Lからkg/m3への換算を行わず過大評価している。
ウ:1,200×250÷1,000=300 kg/日である。mg/Lとm3/日の積は1,000で除すとkg/日になる。
エ:濃度を流量で割る計算では負荷量にならない。
総合解説:汚濁負荷量は「流量×濃度」で評価する。濃度だけでは排出される汚濁物質の総量は判断できない。
出題分野:カドミウム・鉛・六価クロム
カドミウム及びその化合物の一般排水基準として正しいものはどれか。
- ア. 0.003 mg Cd/L
- イ. 0.1 mg Cd/L
- ウ. 0.2 mg Cd/L
- エ. 0.03 mg Cd/L
答え・解説を見る
正答: エ
イ:鉛やひ素等の基準値と混同している。
ウ:六価クロムの基準値と混同している。
エ:現行の一般排水基準は1 Lにつきカドミウム0.03 mgである。
総合解説:有害物質では物質ごとに許容限度が異なる。基準値の単位と元素換算表記も確認する。
出題分野:河川における拡散・混合
河川中の溶質輸送における「移流」の説明として最も適切なものはどれか。
- ア. 濃度差だけを駆動力として静止水中を移動する現象。
- イ. 溶質が必ず河床へ沈殿する現象。
- ウ. 河川水の平均的な流れに伴って溶質が下流へ運ばれる現象。
- エ. 有機物が微生物で分解される反応。
答え・解説を見る
正答: ウ
イ:沈殿は移流とは別の過程である。
ウ:移流は流体の運動に伴う物質輸送であり、河川では下流方向の輸送を支配する主要過程の一つである。
エ:これは反応過程であり輸送機構ではない。
総合解説:河川の水質予測では、移流・分散・側方流入・反応などを分けて捉えることが基本となる。