建築設備士

建築設備の設計・工事監理に高度な知見を持つ専門資格

建築設備士とは?
試験概要・難易度・勉強方法を
わかりやすく解説

建築設備士は、建築士に対して建築設備の設計・工事監理に関する助言を行う専門家の国家資格です。空調・給排水衛生・電気設備を横断して学びます。

建築・不動産 国家資格
難易度 難しい
合格率 年度・実施回により変動
勉強時間目安 約400〜700時間
試験回数 年1回
問題数 建築一般知識・建築法規・建築設備、設計製図等。詳細は当年度受験案内
WEB問題を解く PDF教材を見る

1建築設備士とは

建築設備士は、建築士に対して建築設備の設計・工事監理に関する助言を行う専門家の国家資格です。空調・給排水衛生・電気設備を横断して学びます。

この資格でできること

  • 建築設備の計画・設計に必要な高度知識を証明できる
  • 空調・衛生・電気設備を横断的に体系化できる
  • 建築士への設備設計・工事監理の助言に関わる資格につながる
  • 建築設備分野で高い専門性を示せる

この資格が向いている人

  • 建築設備設計に関わる人
  • 空調・給排水・電気設備を総合的に扱いたい人
  • 建築士と連携して設備設計を高度化したい人
  • 設備分野で上位専門資格を目指す人

学習の進め方

建築設備士試験は、第一次試験(学科)と第二次試験(設計製図)に分かれています。
第一次試験では、まず「建築一般知識」で建築計画・環境工学・構造力学・建築材料・施工などの基礎を固めましょう。
次に「建築法規」で建築基準法などの関係法令を整理し、必要な規定を確認する練習を進めます。
「建築設備」では、空気調和・換気設備、給排水衛生設備、電気設備について、設備の原理・設計計画・施工方法を関連付けて学びましょう。
資格ブートキャンプのWEB問題900問とPDF教材は、学科対策に活用できる独自の6分野に分類されています。正式な第一次試験の3科目とは異なる教材上の分類なので、知識の確認や苦手分野の復習に活用してください。
第二次試験では「建築設備基本計画」「建築設備基本設計製図」に取り組みます。公表課題を確認し、条件整理・設備計画の記述・選択設備分野の設計製図を練習しましょう。
制限時間内に必要な内容を完成できるよう、時間を測った通し演習を行い、条件の読み落とし・記述内容・図面の整合性を確認することが大切です。

2試験概要

実施団体 公益財団法人 建築技術教育普及センター
受験資格 建築士、設備系資格、学歴・実務経験など、建築設備士試験の受験資格として定められた要件のいずれかを満たす必要があります。
試験日・申込期間 2026年は申込2026年2月24日〜3月13日。第一次試験・第二次試験の日程は公式受験案内に従って実施。
受験料 36,300円
試験形式 第一次:学科/第二次:設計製図
問題数 建築一般知識・建築法規・建築設備、設計製図等。詳細は当年度受験案内
試験時間 第一次・第二次それぞれ公式時間割で実施
試験回数 年1回
合格基準 第一次・第二次それぞれ年度ごとに公表される合格基準により判定されます。
公式情報
公式サイトを確認する

公式情報確認日:2026-08-14

3試験科目・出題範囲

【第一次試験(学科)】 1. 建築一般知識 2. 建築法規 3. 建築設備 【第二次試験(設計製図)】 1. 建築設備基本計画 2. 建築設備基本設計製図

5よくある質問

建築士、設備系資格、学歴・実務経験など、建築設備士試験の受験資格として定められた要件のいずれかを満たす必要があります。

年1回です。2026年度の日程は「2026年は申込2026年2月24日〜3月13日。第一次試験・第二次試験の日程は公式受験案内に従って実施。」です。

独学でも合格を目指せます。第一次試験では建築一般知識、建築法規、建築設備について幅広く学び、第二次試験では建築設備基本計画と建築設備基本設計製図への対策が必要です。設備の用語や数値を暗記するだけでなく、空調・換気、給排水衛生、電気設備などを建築計画と関連付けて理解し、第二次試験では設計条件を読み取って答案に反映する練習を重ねましょう。

実施団体は標準学習時間を定めていません。当サイトでは約400〜700時間を目安としています。経験や関連資格の有無で必要時間は変わります。

6学習メニュー

7試験攻略・学習戦略

建築設備士を効率よく学ぶために、試験攻略の考え方・科目ごとの優先順位・学習スケジュール・つまずきやすい点を整理しています。

試験攻略ポイント

まず第一次試験の「建築一般知識」で、建築計画・環境工学・構造力学・建築材料・施工の基礎を固めましょう。

次に「建築法規」で建築基準法などの関係法令を整理し、法令集から必要な規定を確認する練習を進めます。

「建築設備」では、空気調和・換気設備、給排水衛生設備、電気設備について、設備の原理・設計計画・施工方法を関連付けて理解することが重要です。

第二次試験では「建築設備基本計画」と「建築設備基本設計製図」が出題されます。課題条件を読み取り、設備計画の考え方を説明し、選択した設備分野の設計製図を時間内に完成させる練習が必要です。

資格ブートキャンプのWEB問題900問とPDF教材は、独自の6分野に分類されています。正式な試験科目とは区別して学科の復習に活用し、第二次試験については別途、記述・製図の実践演習に取り組みましょう。

科目別の学習優先順位

最優先:建築一般知識(建築計画・環境工学・構造力学・建築材料・施工)

重点:建築法規(建築基準法・建築士法などの関係法令)

専門分野:建築設備(空気調和・換気設備・給排水衛生設備・電気設備)

第二次試験対策:建築設備基本計画(課題条件の整理・設備計画・記述)

設計製図対策:建築設備基本設計製図(選択設備分野の設計・図面作成)

最終段階:第一次試験の3科目を総復習し、第二次試験に向けて時間を測った記述・製図演習を行う

学習スケジュール例

前半:建築一般知識で建築計画・環境工学・構造力学などの基礎を固め、建築法規の学習も始める

中盤:建築設備の空気調和・換気設備・給排水衛生設備・電気設備を重点的に学び、設備の設計計画と施工方法を整理する

第一次試験直前期:建築一般知識・建築法規・建築設備を横断的に復習し、WEB問題とPDF教材で苦手分野を確認する

第一次試験後:第二次試験の公表課題を確認し、建築設備基本計画の記述練習と、選択設備分野の基本設計製図に取り組む

第二次試験直前期:制限時間を設定した通し演習を行い、課題条件の読み落とし・記述内容・図面の整合性を確認する

つまずきやすいポイント

空調・換気、給排水衛生、電気設備を個別に暗記し、建築計画との関係を整理しない
建築法規の数値や規定を覚えるだけで、どの建築物・設備・条件に適用されるかを区別しない
設備容量や熱・空気・水・電気に関する計算で、条件整理や単位確認をせず公式だけを当てはめる
第一次試験の知識問題に偏り、第二次試験の基本計画・設計製図で条件を読み取って答案を組み立てる練習を後回しにする