日商簿記3級は2か月で合格できる?初心者向け60日学習計画

日商簿記3級・60日学習計画

日商簿記3級は2か月で合格できる?初心者向け60日学習計画

仕訳の基本から決算・総合演習まで、 初心者が60日間で学習を進める場合の一例をまとめます。

日商簿記3級では、 日々の取引を仕訳し、 帳簿や決算へつなげる商業簿記の基礎が問われます。

初めて簿記を学ぶ場合は、 借方・貸方、勘定科目、決算整理など、 日常生活では使わない考え方に慣れる時間が必要です。

この記事では、 「2か月で必ず合格できる」という意味ではなく、 60日間で基礎学習・問題演習・総復習を進めるための学習計画例 を紹介します。

試験全体の概要は、 日商簿記3級試験対策ページ で確認できます。

この60日計画について

日本商工会議所が定めた標準学習期間ではありません。 資格ブートキャンプが初心者向けに作成した学習例です。 必要な期間は、簿記の予備知識や確保できる学習時間によって変わります。

まず現行の日商簿記3級を確認する

日本商工会議所が公表している現在の日商簿記3級は、 商業簿記が出題され、試験時間は60分です。

項目 日商簿記3級
試験科目 商業簿記
問題 3題以内
試験時間 60分
合格基準 70%以上

2026年度試験には、 2022年度から適用されている出題区分表が引き続き使用されています。

2027年度以降に受験する方へ: 日本商工会議所は2027年度適用の出題区分表を公表しています。 2027年4月1日以降に受験する場合は、 最新の出題区分表を確認してください。

60日間の学習計画

60日間を4つの段階に分けます。 理解度に応じて、前後の期間を長くしても問題ありません。

期間 主な学習内容 確認すること
1〜14日目 仕訳・勘定科目・借方と貸方 取引を仕訳へ変換できるか
15〜30日目 商品売買・現金預金・債権債務など 基本的な取引を処理できるか
31〜45日目 決算整理・帳簿・財務諸表など 苦手な論点を把握できているか
46〜60日目 総合問題・時間を意識した演習・復習 60分の試験を意識して解けるか

1〜14日目|仕訳の基本を身につける

最初は、簿記の土台になる仕訳から始めます。 仕訳とは、取引を借方と貸方に分けて記録する作業です。

最初に確認したいのは、 資産・負債・純資産・収益・費用の5分類です。

  • 現金や普通預金などはどの分類か
  • 売掛金と買掛金の違い
  • 売上と仕入の扱い
  • 資産・費用・負債・純資産・収益が増えたときの記入側
学習の目安: 正解を丸暗記するのではなく、 「何が増えたか」「何が減ったか」を言葉で説明してから 借方・貸方を決めてみましょう。

仕訳でつまずいている場合は、 日商簿記3級の仕訳がわからない初心者へ|つまずく原因と覚え方 も参考にしてください。

15〜30日目|基本論点と問題演習を組み合わせる

基本的な仕訳に慣れたら、 商品売買、現金・預金、売掛金・買掛金、 固定資産などの論点へ進みます。

この時期は、 テキストを読むだけではなく、 学習した範囲の問題を解いて理解度を確認します。

間違えた場合は、 次のように原因を分けると復習しやすくなります。

  • 勘定科目そのものを知らなかった
  • 借方と貸方を逆にした
  • 問題文の条件を読み落とした
  • 取引の意味を理解できていなかった

スマートフォンやパソコンで演習したい場合は、 日商簿記3級WEB版問題演習 を利用できます。

31〜45日目|決算関連と苦手分野を復習する

後半に入ったら、 決算整理や財務諸表など、 複数の処理を組み合わせる問題にも進みます。

この段階では、 新しい範囲を増やし続けるより、 これまでの問題演習で間違いが多かった論点へ戻ることも重要です。

  1. 間違えた問題をもう一度解く
  2. 同じ論点の別問題を解く
  3. 理由を説明できない箇所だけテキストへ戻る
  4. 再度問題を解いて確認する

紙に書きながら学習したい場合は、 日商簿記3級PDF教材 も利用できます。

46〜60日目|60分を意識して総合演習を行う

最後の約2週間は、 個別論点だけではなく、 複数の内容を含む問題をまとめて解きます。

日商簿記3級の試験時間は60分です。 演習でも時間を測り、 一つの問題で長時間止まりすぎていないか確認してください。

  • 60分を意識した演習を行う
  • 間違えた問題を優先して解き直す
  • 仕訳で迷う勘定科目を整理する
  • 計算ミス・入力ミスの原因を確認する

ネット試験を受験する場合は、 パソコン画面で問題を読み、 数字や勘定科目を入力する形式にも慣れておきましょう。

2か月で足りるかは途中で判断する

60日間学習したからといって、 必ずその時点で受験しなければならないわけではありません。

例えば45日目の時点で、 基本仕訳で何度も止まる場合や、 決算関連をほとんど理解できていない場合は、 学習期間を延ばす選択肢もあります。

確認ポイント: 「2か月勉強したか」ではなく、 現在の出題範囲の問題を解き、 どこを理解できていないか把握できているかを確認してください。

ネット試験と統一試験を選ぶ場合

日商簿記3級には、 ネット試験と統一試験があります。

受験方式の違いや、 最新の受験者データを確認したい方は、 日商簿記3級はネット試験と統一試験どっち?合格率と選び方を公式データで比較 をご覧ください。

今日から始める4つの行動

  1. 日商簿記3級試験対策ページ で試験概要を確認する
  2. 資産・負債・純資産・収益・費用の5分類を確認する
  3. WEB版問題演習 で基本仕訳を解く
  4. 間違えた問題について、 なぜ間違えたかを記録する

参照した公式情報

公式情報確認:2026年9月26日。 2026年度と2027年度では適用される出題区分表が異なります。 受験時期に対応した最新情報を日本商工会議所公式サイトで確認してください。

日商簿記3級の学習を始める方へ

まずは試験概要を確認し、 仕訳問題を解いて現在の理解度を確認してください。

日商簿記3級試験対策ページ WEB版問題演習 PDF教材