基本情報技術者の科目B対策|20問100分を「アルゴリズム16問+情報セキュリティ4問」で攻略
IPAの現行試験要綱をもとに、 科目Bの20問100分という試験構成と、 擬似言語・アルゴリズム・情報セキュリティの学習方法を整理します。
基本情報技術者試験の科目Bは、 100分・20問です。
分野別の出題数は、 アルゴリズムとプログラミング16問、 情報セキュリティ4問 とされています。
科目Bでは用語だけを覚えるのではなく、 擬似言語や問題文を読み、 処理や条件を追って判断する練習が重要です。
IPAは、 基本情報技術者試験の科目Aを「知識を問う」、 科目Bを「技能を問う」と位置づけています。
科目Bの中心となる アルゴリズムとプログラミングでは、 特定のプログラミング言語ではなく、 IPAが定める擬似言語を使った問題が出題されます。
そのため、 解説を読んで内容を理解するだけでなく、 変数や配列の状態を自分で追えるか を問題演習で確認します。
科目Bは20問・100分
基本情報技術者試験の科目Bは 100分・20問です。
全20問に解答します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験時間 | 100分 |
| 出題数 | 20問 |
| 解答数 | 20問 |
| 出題形式 | 多肢選択式 |
| アルゴリズムとプログラミング | 16問 |
| 情報セキュリティ | 4問 |
| 合格基準 | 評価点600点以上/1,000点 |
基本情報技術者試験は、 科目A・科目Bそれぞれの評価点が 600点以上であることが必要です。
科目Aと科目Bは同日に受験する
現行の基本情報技術者試験では、 科目Aと科目Bは 同日に実施 されます。
CBT方式では、 科目Aの終了後、 科目Bを開始するまでに 最長10分の休憩を取得できます。
通常受験では科目A・科目Bを同日に受験します。 科目Aには別途、 IPA認定講座等による免除制度があります。
科目Aの免除制度を混同しない
基本情報技術者試験には、 科目A試験の一部免除制度があります。
IPAが認定した講座を受講し、 所定の修了試験へ合格して 講座の修了を認められた場合、 免除有効期間の開始日から 1年間、科目A試験の免除 を利用できます。
本試験の科目Aへ一度合格すれば 翌日に科目Bだけ受けられるという制度ではありません。 免除を利用するには、 認定講座等の所定条件を満たし、 受験申込み時に適切に申請する必要があります。
擬似言語は「値の変化」を書き出して確認する
科目Bでは、 変数、 配列、 条件分岐、 繰り返し、 関数などを使った処理が登場します。
コード全体を頭の中だけで処理しようとすると、 途中の値やループ回数を取り違えることがあります。
そこで、 問題演習では次のように 処理を分解して確認する方法があります。
- 変数の初期値を書く
- 条件式が真か偽か確認する
- 処理後の変数・配列の値を書く
- ループの回数を記録する
- 最終的な戻り値・出力まで追う
これは資格ブートキャンプによる学習方法の一例であり、 IPAが指定する解答手順ではありません。
「読める・追える・解ける」で理解度を確認する
資格ブートキャンプでは、 アルゴリズム問題の理解度を 次の3段階で整理する方法を紹介します。
IPAの評価区分ではなく、 問題演習時に自分の理解状態を確認するための 資格ブートキャンプ独自の整理です。
アルゴリズム16問は公式公開問題で形式を確認する
IPAは基本情報技術者試験について、 実際に出題した問題の一部と解答例を公開しています。
アルゴリズム対策では、 市販教材や独自問題だけでなく、 IPAの公開問題を使って 現在の擬似言語や文章量を確認してください。
| 確認項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 変数 | 代入後に値がどう変化するか |
| 配列 | 添字と要素を混同していないか |
| 条件分岐 | どの条件でどの処理へ進むか |
| 繰り返し | 何回実行され、いつ終了するか |
| 関数・手続 | 引数、戻り値、呼出し順を確認する |
情報セキュリティ4問も科目Bの対象
科目Bでは、 アルゴリズムとプログラミングだけでなく、 情報セキュリティ分野からも4問出題されます。
学習では、 科目Aで確認した情報セキュリティの知識を 具体的な状況へ当てはめて判断できるか確認します。
- 認証・アクセス制御
- 暗号・デジタル署名
- マルウェアや攻撃手法
- 脆弱性と対策
- インシデント対応
どの分野へどれだけ時間を使うかは、 自分の問題演習結果を見て決めてください。
100分の時間配分は自分で作る
100分÷20問を単純計算すると、 1問平均5分です。
ただし、 IPAが「各問題を5分で解く」と指定しているわけではありません。 問題によって文章量・トレース量は異なります。
| 演習時に記録すること | 目的 |
|---|---|
| 問題ごとの所要時間 | 長く止まる問題を確認する |
| 誤答原因 | 知識不足かトレースミスかを分ける |
| 保留した問題 | 後から戻る必要がある問題を把握する |
| 残り時間 | 20問全体を100分で処理できるか確認する |
科目B学習の進め方例
次は資格ブートキャンプによる学習例です。 公式の指定順序ではありません。
- IPAの擬似言語の記法を確認する
- 短い処理を紙でトレースする
- 配列・条件分岐・ループを組み合わせた問題へ進む
- 情報セキュリティ問題も並行して確認する
- 20問100分を意識したまとまった演習を行う
問題を間違えた場合は、 正答だけを覚えるのではなく、 どの処理で判断を誤ったかを確認してください。
資格ブートキャンプの問題は追加演習に使う
資格ブートキャンプのWEB問題・PDF教材は、 独自に作成した試験対策用問題です。
IPAが実際に出題した本試験問題そのものではなく、 サイト内の正答率を 科目Bの評価点へ直接換算することはできません。
公式公開問題で形式を確認したうえで、 追加演習や弱点確認に利用してください。
よくある質問
参照した公式情報
公式情報確認:2026年9月26日。 試験制度・出題範囲・免除制度等は変更される場合があります。 受験前にIPA公式サイトの最新情報をご確認ください。
