理学療法士

基本動作能力の回復を支えるリハビリテーションの国家資格

理学療法士とは?
試験概要・難易度・勉強方法を
わかりやすく解説

理学療法士は、運動療法や物理療法などを用いて基本動作能力の回復・維持を支援する国家資格です。国家試験では基礎医学、運動学、臨床医学、評価、治療などが問われます。

医療・福祉 国家資格
難易度 難しい
合格率 第61回 89.7%
勉強時間目安 約500〜800時間
試験回数 年1回
問題数 通常200問程度(一般問題・実地問題)。採点除外により年度ごとの採点対象数は変動
WEB問題を解く PDF教材を見る

1理学療法士とは

理学療法士は、運動療法や物理療法などを用いて基本動作能力の回復・維持を支援する国家資格です。国家試験では基礎医学、運動学、臨床医学、評価、治療などが問われます。

この資格でできること

  • 解剖・生理・運動学を臨床的に整理できる
  • 身体機能評価の考え方を体系化できる
  • 運動療法・物理療法の基礎を深められる
  • 国家資格としてリハビリテーション分野の専門性を示せる

この資格が向いている人

  • 身体機能や動作の回復支援に携わりたい人
  • 解剖学・生理学・運動学を臨床につなげたい人
  • リハビリテーション医療に関心がある人
  • 評価と運動療法を体系的に学びたい人

学習の進め方

理学療法士国家試験では、人体の基礎知識から疾病・障害の理解、理学療法の専門知識へと段階的に学習することが重要です。
まず「解剖学」「生理学」「運動学」で人体の構造・機能と身体運動の仕組みを理解しましょう。
次に「病理学概論」「臨床医学大要」で疾病や障害の特徴を整理し、「臨床心理学」「リハビリテーション医学」で心理的側面や回復過程について学びます。
専門科目の「理学療法」では、評価・運動療法・物理療法・治療計画などについて、患者の状態や検査結果と関連付けて理解することが重要です。
資格ブートキャンプのWEB問題900問とPDF教材は、学習しやすいよう独自の6分野に分類されています。国家試験の正式な8科目とは異なる教材上の分類です。
WEB問題で間違えた箇所は解説を確認し、正答だけでなく判断の根拠まで理解しましょう。PDF教材も活用し、苦手分野を繰り返し復習してください。

2試験概要

実施団体 厚生労働省
受験資格 文部科学大臣が指定した学校または都道府県知事が指定した理学療法士養成施設で、原則3年以上、必要な知識・技能を修得した者など。外国資格等は厚生労働大臣の認定要件があります。
試験日・申込期間 2026-08-15時点で次回(2027年実施分)の施行公告は未確認。直近第61回の筆記試験は2026年2月23日に実施されました。
受験料 直近第61回:10,100円
試験形式 筆記試験(一般問題・実地問題。一定の受験者には口述・実技試験)
問題数 通常200問程度(一般問題・実地問題)。採点除外により年度ごとの採点対象数は変動
試験時間 筆記は1日で実施。午前・午後の時間配分は当年度の受験案内を確認
試験回数 年1回
合格基準 第61回:総得点167点以上/277点、かつ実地問題41点以上/117点(採点除外後)
公式情報
公式サイトを確認する

公式情報確認日:2026-08-15

3試験科目・出題範囲

1. 解剖学 2. 生理学 3. 運動学 4. 病理学概論 5. 臨床心理学 6. リハビリテーション医学(リハビリテーション概論を含む。) 7. 臨床医学大要(人間発達学を含む。) 8. 理学療法

5よくある質問

文部科学大臣が指定した学校または都道府県知事が指定した理学療法士養成施設で、原則3年以上、必要な知識・技能を修得した者など。外国資格等は厚生労働大臣の認定要件があります。

原則として年1回実施されます。次回の正式日程は厚生労働省または指定試験機関の最新公告を確認してください。

国家試験対策に独学を併用することは可能ですが、受験資格として指定学校・養成施設での修業などが必要です。受験資格を満たしたうえで、分野別問題演習と誤答復習を繰り返すことが重要です。

実施団体は標準学習時間を定めていません。当サイトでは約500〜800時間を国家試験対策の目安としています。養成課程での理解度や実習経験によって必要時間は変わります。

6学習メニュー

7試験攻略・学習戦略

理学療法士を効率よく学ぶために、試験攻略の考え方・科目ごとの優先順位・学習スケジュール・つまずきやすい点を整理しています。

試験攻略ポイント

まず「解剖学」「生理学」「運動学」で人体の構造・機能と身体運動の仕組みを理解しましょう。

次に「病理学概論」「臨床医学大要」「臨床心理学」で疾病や障害の特徴・心理的側面を学び、「リハビリテーション医学」で回復過程や多職種連携の考え方を整理します。

専門科目の「理学療法」では、評価・治療計画・運動療法・物理療法などについて、患者の状態と検査結果を結び付けて判断できるようにすることが重要です。

WEB問題とPDF教材は資格ブートキャンプ独自の6分野に整理されています。公式の試験科目と区別して活用し、正答だけでなく誤答の理由も説明できる状態を目指しましょう。

科目別の学習優先順位

最優先:解剖学・生理学・運動学(人体の構造・機能・身体運動の基礎)

重点:病理学概論・臨床医学大要(疾病や障害の理解)

臨床理解:臨床心理学・リハビリテーション医学(心理的側面・回復過程・リハビリテーションの基本)

専門分野:理学療法(理学療法評価・運動療法・物理療法・治療計画)

最終段階:国家試験の8科目を横断して復習し、WEB問題とPDF教材で弱点を重点的に確認する

学習スケジュール例

前半:解剖学・生理学・運動学を中心に、人体の構造と機能・身体運動の基本を理解する

中盤:病理学概論・臨床医学大要・臨床心理学・リハビリテーション医学へ学習範囲を広げ、疾病や障害の特徴を整理する

後半:理学療法の評価・運動療法・物理療法・治療計画を重点的に学び、症例を想定した問題演習を行う

直前期:公式の8科目を総復習し、WEB問題とPDF教材で誤答を解き直す。時間を測った総合演習にも取り組む

つまずきやすいポイント

解剖学・生理学・運動学を個別に暗記するだけで、関節運動や筋活動、動作分析に結び付けられない
脳血管障害・運動器疾患・神経筋疾患などの病態と、理学療法評価の結果を関連付けて判断できない
関節可動域測定・徒手筋力検査・歩行分析などの評価方法を混同し、測定結果の解釈を誤る
症例問題で禁忌・リスク管理・治療目標を十分に確認せず、運動療法や物理療法の適応を誤る