行政法・民法を中心に幅広い法律知識を問う法律専門の国家資格
行政書士とは?
試験概要・難易度・勉強方法を
わかりやすく解説
行政書士は、官公署への許認可申請や契約書などの書類作成・手続に専門知識を活かす国家資格です。試験では行政法・民法を中心とする法令等と、行政書士業務に関連する基礎知識が問われます。
1行政書士試験とは
行政書士は、官公署に提出する許認可等の書類や、契約書などの権利義務・事実証明に関する書類の作成、提出手続の代理などを行う法律専門の国家資格です。
試験では行政法や民法を中心に、憲法、商法、基礎法学、行政書士業務に関連する基礎知識まで幅広く問われます。受験資格に年齢・学歴・国籍などの制限がなく、法律を初めて学ぶ人でも受験できます。
この資格でできること
- 官公署へ提出する許認可申請書類などの作成・提出手続に専門知識を活かせる
- 契約書や権利義務・事実証明に関する書類の作成に携われる
- 行政手続や法務分野の専門知識を仕事に活かせる
- 登録要件を満たして行政書士として独立開業を目指せる
この資格が向いている人
- 法律や行政手続の知識を体系的に身につけたい人
- 士業として独立開業を目指している人
- 許認可や契約などに関わる仕事をしている人
- 行政法・民法を中心とした法律学習を継続できる人
学習の進め方
行政書士試験では、特に行政法と民法の理解が重要です。まず基本用語や制度を整理し、過去問題や問題演習を繰り返しながら、択一式だけでなく記述式にも対応できる力を身につけます。
行政書士のWEB問題と行政書士のPDF教材を組み合わせ、分野ごとに知識を確認しながら学習できます。
2試験概要
| 実施団体 | 一般財団法人 行政書士試験研究センター |
|---|---|
| 受験資格 | 年齢、学歴、国籍等に関係なく、どなたでも受験できます。 |
| 試験日・申込期間 | 令和8年度(2026年度) 試験日:2026年11月8日(日)13:00~16:00 インターネット申込:2026年7月21日(火)9:00~8月24日(月)17:00 郵送申込:2026年7月21日(火)~8月17日(月)消印有効 |
| 受験料 | 10,400円 |
| 試験形式 | 筆記試験 法令等:択一式・記述式 基礎知識:択一式 記述式は40字程度 |
| 問題数 | 全60問 法令等:46問 基礎知識:14問 |
| 試験時間 | 3時間(13:00~16:00) |
| 試験回数 | 年1回 |
| 合格基準 | 次の3条件をすべて満たす必要があります。 ・法令等科目:満点の50%以上 ・基礎知識科目:満点の40%以上 ・試験全体:満点の60%以上 試験問題の難易度により補正的措置が行われる場合があります。 |
公式情報確認日:2026-08-11
3試験科目・出題範囲
4こんな人におすすめ
5よくある質問
ありません。年齢、学歴、国籍等に関係なく受験できます。
独学での合格も可能ですが、行政法・民法を中心に出題範囲が広いため、基本事項を整理したうえで過去問題や問題演習を継続する必要があります。
資格ブートキャンプでは、法律初学者の場合は600~1,000時間程度を学習目安としています。法律学習の経験によって必要時間は大きく変わります。
行政法と民法は重要な学習分野です。ただし、合格には法令等だけでなく基礎知識にも最低得点基準があるため、基礎知識を捨てずに対策する必要があります。
6学習メニュー
7試験攻略・学習戦略
行政書士試験を効率よく学ぶために、試験攻略の考え方・科目ごとの優先順位・学習スケジュール・つまずきやすい点を整理しています。
試験攻略ポイント
行政書士試験では、行政法と民法を学習の中心に置き、早い段階から問題演習を繰り返すことが重要です。条文や判例を読むだけでなく、「誰が誰に対して何を請求できるか」「行政機関の処分に対してどの手続を使うか」という具体的な事例で理解します。記述式は直前期だけに始めず、択一問題で学んだ論点を40字程度で説明する練習を継続します。
科目別の学習優先順位
1. 行政法:行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法を最優先
2. 民法:意思表示、代理、債権、契約、物権、相続を重点学習
3. 憲法:人権と統治を判例とともに整理
4. 基礎知識:文章理解、情報通信・個人情報保護などを継続学習
5. 商法・会社法:頻出基本論点を優先して確認
6. 基礎法学:法体系・裁判制度など基礎事項を整理
7. 記述式:行政法・民法を中心に、論点を短く正確に書く練習を行う
学習スケジュール例
1〜4週目:行政法の基本構造と主要法律を重点的に学習する。
5〜9週目:民法の主要分野を問題演習と並行して学習する。
10〜11週目:憲法、商法・会社法、基礎法学を整理する。
学習期間を通して文章理解・基礎知識を定期的に演習する。
12週目以降:行政法・民法の記述式問題を継続して解く。
直前期は3時間の本試験を想定した年度別問題を解き、時間配分を調整する。
つまずきやすいポイント
行政書士試験では、行政法や民法の条文・判例を暗記するだけでは事例問題で使えないことがあります。問題文の法律関係を整理し、どの制度を適用するのか考える練習が重要です。また、基礎知識科目にも基準があるため、法令科目だけに学習を集中させすぎないようにします。記述式では長い説明を書くのではなく、問われている要件・主体・行為を正確に短くまとめます。
