FP3級はCBTでどう変わった?学科・実技を同時に仕上げる勉強法
日本FP協会の現行試験要綱をもとに、 CBT方式の試験構成と、 学科・実技を関連づけて学ぶ方法を解説します。
日本FP協会の3級FP技能検定は、 学科・実技ともCBT方式で実施されています。
FP技能士を取得するには 学科試験と実技試験の両方への合格 が必要です。 そのため学習段階でも、 学科知識だけを覚えるのではなく、 同じ分野の実技問題で その知識を使えるか確認する方法があります。
CBT方式への移行によって、 受検者は休止期間を除き、 テストセンターの空いている日時から 受検日時を選べるようになっています。
一方、 試験が随時実施だからといって、 学科と実技のどちらか一方だけを学べばよいわけではありません。
日本FP協会のFP技能検定では、 学科と実技の両方に合格すること が3級FP技能士取得の条件です。
試験全体の概要は、 FP3級試験対策ページ でも確認できます。
現在のFP3級CBT試験
3級FP技能検定は 学科試験と実技試験で構成され、 日本FP協会の実技試験は 「資産設計提案業務」です。
学科・実技とも 原則CBT方式で実施されています。
| 項目 | 学科 | 実技 |
|---|---|---|
| 試験時間 | 90分 | 60分 |
| 問題数 | 60問 | 20問 |
| 出題形式 | 多肢選択式 | 多肢選択式 |
| 合格基準 | 36点以上/60点 | 60点以上/100点 |
現在の日本FP協会3級学科試験は 「60分・30問」ではありません。 現行要綱では 90分・60問 です。 古い記事・教材を見る場合は、 現在の試験要綱と照合してください。
CBT化で変わったこと
CBT方式は 「いつでも無条件に受けられる」という意味ではありません。 会場の空席や休止期間があります。
2026年度の受検日程
日本FP協会は、 2026年度の2級・3級CBT試験について 月ごとの試験実施期間と合格発表日を公表しています。
2026年9月の試験実施期間は 9月1日~9月30日です。
その後も10月・11月・12月などに 試験実施期間がありますが、 休止期間も設定されています。
- 2026年5月24日~5月31日
- 2026年12月28日~2027年1月5日
- 2027年3月25日~3月31日
実際に予約できる日時は テストセンターによって異なるため、 申込み時に確認してください。
学科と実技を「関連づけて」学ぶ
日本FP協会が 「必ず学科と実技を並行して勉強すること」 と指定しているわけではありません。
ただし、 FP3級では同じFP知識を 学科と実技で異なる形から確認することができます。
資格ブートキャンプでは、 初心者向けの一例として 一つの分野を学んだあとに、 関連する学科問題と実技問題の両方へ触れる方法 を紹介します。
学科の用語を覚えたあと、 実技形式でも判断できるか確認することで、 「知っている」と「問題で使える」を分けて確認できます。
6分野を一つずつ確認する
FP3級の主な学習分野は次の6分野です。
- ライフプランニングと資金計画
- リスク管理
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業承継
特定の分野を 「必ず最初に学ぶ」 という公式の学習順序はありません。
すでに保険・金融・不動産等の知識がある場合は、 自分の理解度に合わせて順序を変更できます。
1分野ごとの学習サイクル例
資格ブートキャンプでは、 次のような流れを一例として紹介します。
-
分野の基本用語・制度を確認する
対象者、目的、条件、数字などを整理します。 -
学科形式の問題を解く
用語や制度の違いを判断できるか確認します。 -
関連する実技形式の問題にも触れる
資料・計算・具体的な状況で知識を使えるか確認します。 -
間違えた原因を確認する
知識不足、制度の混同、計算、資料の読み違いなどに分けます。 -
後日もう一度解く
答えを覚えただけになっていないか確認します。
実技を後回しにしすぎない
実技試験も、 3級FP技能士取得に必要な試験です。
学科をすべて学び終わるまで 実技問題を一度も見ない方法もありますが、 実技形式に初めて触れた段階で 資料の読み方や計算で止まることがあります。
どちらか一方を 「上位・下位」と考えるのではなく、 それぞれの試験形式へ対応してください。
計算問題は「公式の暗記」だけで終わらせない
FPでは、 税金、金融、相続、 ライフプランなどで 計算を伴う問題があります。
計算式を暗記していても、 問題文のどの数字を使うのか判断できないと 正しく計算できません。
| 間違い | 確認すること |
|---|---|
| 公式を思い出せない | 何を求めるための式か確認する |
| 使う数字を間違えた | 問題文の条件と対象者を確認する |
| 計算結果がずれる | 途中式を残して確認する |
| 制度を混同した | 似た制度を並べて対象・条件を比較する |
資格ブートキャンプの問題は合否判定ではなく弱点確認に使う
資格ブートキャンプのWEB問題・PDF教材は、 独自に作成した学習用問題です。
日本FP協会の本試験問題そのものではないため、 サイト内の正答率と 本試験の得点を直接換算することはできません。
本試験の公式合格基準は 学科36点以上/60点、 実技60点以上/100点ですが、 本サイトの正答率は 苦手分野・論点を探すために利用してください。
一部合格には試験免除制度がある
日本FP協会では、 学科または実技の一部合格者について 試験免除制度を設けています。
一部合格による免除は、 原則として 合格した試験実施日の翌々年度末まで です。
一部合格の有効期間や 受検申請時の免除手続きを 日本FP協会の試験要綱で確認してください。
2026年9月受検者の法令基準日
日本FP協会は、 試験問題を 法令基準日時点ですでに施行されている法令を基準に 出題するとしています。
2026年度の日程表では、 2026年6月1日~2027年3月24日に実施される試験の法令基準日は2026年4月1日 です。
したがって、 2026年9月に受検する場合は 2026年4月1日の法令基準日に対応した教材か確認してください。
よくある質問
参照した公式情報
公式情報確認:2026年9月26日。 試験日程、法令基準日、予約可能日時等は変更される場合があります。 受検前に日本FP協会の最新情報をご確認ください。
