衛生管理者

労務・安全衛生資格

衛生管理者とは?
試験概要・難易度・勉強方法を
わかりやすく解説

衛生管理者は、職場で働く人の健康障害を防止し、作業環境・作業方法・健康管理などの衛生に関する技術的事項を管理する国家資格です。

安全衛生・消防・危険物 国家資格
難易度 普通
合格率 一種46.8%/二種48.7%
勉強時間目安 一種約100時間/二種約60時間
試験回数 年複数回
問題数 第一種:44問/第二種:30問/特例第一種:20問
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1第一種・第二種衛生管理者とは

衛生管理者は、職場で働く人の健康障害を防止し、作業環境・作業方法・健康管理などの衛生に関する技術的事項を管理する国家資格です。

この資格でできること

  • 作業環境管理・作業管理・健康管理の改善に関われる
  • 常時50人以上の労働者を使用する事業場で選任対象になれる
  • 人事・総務・安全衛生部門で専門知識を活かせる

この資格が向いている人

  • 人事・総務・安全衛生の業務に関わる人
  • 職場の健康管理や労働環境の改善に関心がある人
  • 企業内で実務に直結する国家資格を取得したい人

学習の進め方

労働衛生、関係法令、労働生理の3分野を学びます。第一種は有害業務に関する範囲も含まれるため、分野ごとに基本事項を整理し、問題演習を繰り返して知識を定着させます。

2試験概要

実施団体 公益財団法人 安全衛生技術試験協会
受験資格 大学・短期大学・高等専門学校卒業後に1年以上、高等学校卒業後に3年以上、または学歴を問わず10年以上など、学歴等に応じた労働衛生の実務経験が必要です。該当する受験資格に応じて、卒業証明書や事業者証明書などを提出します。
試験日・申込期間 令和8年度は、全国の安全衛生技術センター、東京試験場、大阪試験場などで年間を通して複数回実施されます。試験日は会場ごとに異なります。
受験料 8,800円
試験形式 マークシート式の五肢択一による学科試験
問題数 第一種:44問/第二種:30問/特例第一種:20問
試験時間 第一種・第二種:3時間 科目免除者:2時間15分 特例第一種:2時間
試験回数 年複数回
合格基準 科目または範囲ごとの得点がそれぞれ40%以上で、かつ全科目の合計得点が60%以上
公式情報
公式サイトを確認する

公式情報確認日:2026-07-25

3試験科目・出題範囲

第一種:労働衛生(有害業務に係るもの・有害業務に係るもの以外)/関係法令(有害業務に係るもの・有害業務に係るもの以外)/労働生理 第二種:労働衛生(有害業務に係るものを除く)/関係法令(有害業務に係るものを除く)/労働生理

5よくある質問

第一種衛生管理者は、すべての業種の事業場で衛生管理者として選任できます。第二種衛生管理者は、情報通信業、金融・保険業、卸売・小売業など、有害業務との関連が少ない一定の業種に限られます。

誰でも無条件に受験できる試験ではありません。学歴等に応じた労働衛生の実務経験が必要です。代表例として、大学・短大・高専卒業後1年以上、高校卒業後3年以上、または学歴を問わず10年以上の実務経験があります。

全国の安全衛生技術センターや東京・大阪の試験場などで、年間を通して複数回実施されています。試験日と実施回数は会場によって異なるため、公式日程を確認してください。

一般的な目安は第一種が約100時間、第二種が約60時間です。ただし、公式に定められた時間ではなく、実務経験や基礎知識、学習方法によって必要時間は異なります。

6学習メニュー

7試験攻略・学習戦略

第一種・第二種衛生管理者を効率よく学ぶために、試験攻略の考え方・科目ごとの優先順位・学習スケジュール・つまずきやすい点を整理しています。

試験攻略ポイント

衛生管理者試験では、関係法令・労働衛生・労働生理をバランスよく学習することが重要です。まず安全衛生管理体制や健康診断など頻出制度を整理し、その後に職場の衛生管理と人体の仕組みを問題演習で定着させます。第一種を受験する場合は、有害業務に関する法令・作業環境・健康障害についても重点的に学習します。

科目別の学習優先順位

1. 関係法令:安全衛生管理体制、健康診断、労働時間など頻出項目を重点確認
2. 労働衛生:作業環境管理、作業管理、健康管理を整理
3. 労働生理:血液、呼吸、神経、代謝など人体の基本を理解
4. 有害業務:第一種では化学物質、粉じん、騒音などを重点学習
5. 総合演習:科目ごとの弱点を残さないよう問題演習を繰り返す

学習スケジュール例

1週目:安全衛生管理体制と関係法令の基本を確認する。
2週目:労働衛生の作業環境管理・健康管理を学習する。
3週目:労働生理を人体の仕組みと関連づけて整理する。
第一種の場合は4週目に有害業務分野を重点的に学習する。
5週目:分野別問題を繰り返し、間違えた数字・制度を整理する。
6週目以降:本試験形式で各科目の正答率を確認し、弱点を補強する。

つまずきやすいポイント

衛生管理者試験では、健康診断の対象者・実施時期・保存期間など似た数字を混同しやすくなります。数字だけを覚えず、どの制度についての数字なのかをセットで整理します。また、労働生理は用語暗記だけでなく、臓器や身体機能の働きを理解すると問題への対応力が上がります。第一種では有害業務の原因物質・健康障害・予防方法を関連づけて覚えることが重要です。