第一種作業環境測定士

有害物質等の作業環境測定・分析を担う国家資格

第一種作業環境測定士とは?
試験概要・難易度・勉強方法を
わかりやすく解説

第一種作業環境測定士は、指定作業場の作業環境測定について、デザイン・サンプリングに加えて指定物質の分析まで行うための国家資格です。

安全衛生・消防・危険物 国家資格
難易度 難しい
合格率 年度・実施回により変動
勉強時間目安 約300〜500時間
試験回数 年複数回の指定日程
問題数 共通科目+選択する分析分野。免除状況により受験科目が異なる
WEB問題を解く PDF教材を見る

1第一種作業環境測定士とは

第一種作業環境測定士は、指定作業場の作業環境測定について、デザイン・サンプリングに加えて指定物質の分析まで行うための国家資格です。

この資格でできること

  • 作業環境測定のデザイン・サンプリング知識を証明できる
  • 指定分野の分析技術に必要な知識を体系化できる
  • 法令上の第一種作業環境測定士登録につながる
  • 労働衛生・分析分野で専門性を高められる

この資格が向いている人

  • 労働衛生・環境測定分野に関わる人
  • 化学分析の専門性を仕事に活かしたい人
  • 工場の有害物質管理に携わる人
  • 作業環境測定機関で専門職を目指す人

学習の進め方

まず「労働衛生一般」「労働衛生関係法令」で基礎を固め、次に「デザイン・サンプリング」「分析概論」へと学習を進めましょう。その後、有機溶剤や粉じん、金属などの測定・分析に関する分野を学習し、各分野の特徴や測定方法を整理します。
WEB問題1,350問を9科目別に繰り返し解き、間違えた問題は解説で判断の根拠を確認しましょう。
復習や印刷学習には、第一種作業環境測定士のPDF教材も活用してください。

2試験概要

実施団体 公益財団法人 安全衛生技術試験協会
受験資格 大学等で理科系科目を修め卒業した者、所定の実務経験を有する者など、作業環境測定法に基づく受験資格が必要です。区分が多いため公式受験資格を確認してください。
試験日・申込期間 2026年度は第一種・第二種作業環境測定士試験が指定日程で実施。例として8月期は2026年8月19日・20日。申込期間は公式日程を確認してください。
受験料 試験手数料は受験する科目・区分等により定められるため、最新の受験案内を確認してください。
試験形式 筆記試験(五肢択一式)
問題数 共通科目+選択する分析分野。免除状況により受験科目が異なる
試験時間 受験科目に応じて設定
試験回数 年複数回の指定日程
合格基準 科目ごとに合格基準が設定され、科目免除制度があります。
公式情報
公式サイトを確認する

公式情報確認日:2026-08-14

3試験科目・出題範囲

【共通科目】 1. 労働衛生一般 2. 労働衛生関係法令 3. デザイン・サンプリング 4. 分析に関する概論 【選択科目】 1. 鉱物性粉じん 2. 放射性物質 3. 特定化学物質 4. 金属類 5. 有機溶剤 ※実際の受験科目は 選択する区分や免除要件によって異なります。

5よくある質問

大学等で理科系科目を修め卒業した者、所定の実務経験を有する者など、作業環境測定法に基づく受験資格が必要です。区分が多いため公式受験資格を確認してください。

年複数回の指定日程です。2026年度の日程は「2026年度は第一種・第二種作業環境測定士試験が指定日程で実施。例として8月期は2026年8月19日・20日。申込期間は公式日程を確認してください。」です。

独学でも学科試験の合格を目指せます。労働衛生一般、関係法令、作業環境について行うデザイン・サンプリング、分析に関する知識を整理して学習することが重要です。第一種では選択する分析科目について、測定対象物質の性質や分析方法、測定結果の扱いまで関連付けて理解し、計算問題を含めて繰り返し演習しましょう。

実施団体は標準学習時間を定めていません。当サイトでは約300〜500時間を目安としています。経験や関連資格の有無で必要時間は変わります。

6学習メニュー

7試験攻略・学習戦略

第一種作業環境測定士を効率よく学ぶために、試験攻略の考え方・科目ごとの優先順位・学習スケジュール・つまずきやすい点を整理しています。

試験攻略ポイント

第一種作業環境測定士の学習では、測定対象となる有害因子の性質を理解し、測定方法・試料採取方法・分析方法を関連付けて整理することが重要です。

デザイン・サンプリングでは測定点の選定や試料採取の考え方、分析概論では分析原理や測定結果の評価方法を重点的に確認しましょう。

有機溶剤、粉じん、金属などの分野では、対象物質ごとの性質や測定上の注意点を比較し、似た用語や測定方法を混同しないようにすることが大切です。

WEB問題を繰り返し解き、正答を覚えるだけでなく、各選択肢の判断理由まで説明できる状態を目指しましょう。

科目別の学習優先順位

最優先:労働衛生一般、労働衛生関係法令

重点:デザイン・サンプリング、分析に関する概論

仕上げ:受験する選択科目(鉱物性粉じん・放射性物質・特定化学物質・金属類・有機溶剤)

最終段階:共通科目と受験する選択科目の問題を繰り返し解き、弱点を重点的に復習する

学習スケジュール例

前半:労働衛生一般・労働衛生関係法令の基礎理解と基本問題
中盤:デザイン・サンプリング・分析概論へ範囲を拡大し、分野別演習
後半:受験する選択科目を学び、共通科目と合わせて一巡
直前期:WEB問題とPDF教材で誤答論点を反復し、本番形式の時間配分を確認

つまずきやすいポイント

作業環境測定のデザイン・サンプリングについて、手順だけを覚えて測定位置や条件を決める考え方を理解しない
測定対象物質の性質と分析方法を関連付けず、分析機器や測定法の名称だけを暗記する
濃度や測定結果に関する計算で、単位や条件を確認せず式だけを当てはめる
労働安全衛生法などの関係法令を数値だけで覚え、作業場・測定対象・実施条件との関係を整理しない