ITパスポート試験当日の流れ|持ち物・注意点・CBT会場でやること

ITパスポート・試験当日ガイド

ITパスポート試験当日の流れ|
持ち物・CBT会場での手続き・時間配分

受付から試験終了・スコアレポートの確認まで、当日の流れを時系列で解説します。初めてCBT会場で受験する方向けの注意点も収録しています。

ITパスポートはCBT(Computer Based Testing)方式で実施されます。マークシートの統一試験とは手続きの流れが異なるため、初めて受験する方は「当日何をするか」を事前に把握しておくだけで、不要な焦りを防げます。

この記事では、前日の準備から試験終了後のスコア確認まで、当日の流れをすべて整理します。

前日までに確認する7項目

当日焦らないために、前日のうちに次の7項目を確認しておきましょう。

✅ 前日確認チェックリスト
  • 受験票(または予約確認メール)を印刷・保存している
    CBT方式は予約番号・確認番号が必要です。メールのスクリーンショットでも可(会場による)。印刷して持参が最も確実です。
  • 身分証明書(写真付き)を用意している
    運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなど写真付きのもの。学生証は会場によって可否が異なります。
  • 試験会場の場所・最寄り駅・所要時間を確認している
    CBT会場は全国に多数あります。Googleマップで事前に経路を確認しておきましょう。
  • 試験開始時刻の15〜30分前に到着できる計画になっている
    受付・身分証確認・ロッカーへの荷物預けなど、試験前に手続きがあります。
  • 持ち込み禁止物を把握している
    スマートフォン・参考書・メモ用紙・電卓は持ち込み禁止です。腕時計も会場によって規制があります。
  • 電卓・メモ用紙は会場が用意してくれることを確認している
    CBT会場では画面上の電卓とメモ用紙(またはホワイトボード)が提供されます。自分で持参する必要はありません。
  • 予約した試験日時・会場名が正しいことを最終確認している
    日時・会場名の確認を怠ると、誤った会場に向かうミスが起きることがあります。
⚠ 前日の夜は新しい学習を増やさないこと:前日に新しい分野や教材を広げると、既に定着している知識が混乱します。前日は「誤答ノートの最終確認」「弱点用語の10〜20語を見直す」程度にとどめて、十分な睡眠を優先してください。

持ち物一覧

区分持ち物備考
必須 受験票または予約確認メール 予約番号・確認番号が記載されたもの。印刷またはスマートフォン画面で提示
必須 写真付き身分証明書 運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなど。学生証は会場確認が必要
推奨 交通系ICカードまたは小銭 当日の交通費。ICカードが使えない路線もあるため現金も保険で
推奨 飲み物・軽食 120分の試験前に体調を整えるため。試験室内への持ち込みは不可
任意 弱点用語メモ(試験前最終確認用) 会場到着後の待ち時間に確認用。試験室内には持ち込めません

持ち込み禁止物

⚠ 試験室内への持ち込みは禁止: スマートフォン・参考書・テキスト・メモ用紙・自分の電卓・腕時計(会場によって可否が異なる)は試験室内への持ち込みが禁止されています。これらはロッカーに預けます。電卓は画面上の機能として提供され、メモ用紙(またはホワイトボード)は会場が用意します。

当日の流れ(受付〜試験終了)

試験30分前以上前
会場に向けて出発

最寄り駅からの経路・所要時間は前日に確認済みのはずですが、当日の交通状況に備えて余裕を持って出発しましょう。電車の遅延に備えて15〜20分の余裕を見込むのがおすすめです。

試験15分前
会場到着・受付

受付で受験票(または予約確認メール)と身分証明書を提示します。予約番号・確認番号を伝えると手続きがスムーズです。受付が完了したら荷物をロッカーに預けます。

試験直前
試験室への案内・席の確認

スタッフに試験室へ案内されます。メモ用紙(またはホワイトボード)とペンが渡されます。パソコン画面・キーボード・マウスの動作を確認してから開始ボタンを押します。

試験開始
試験開始(120分・100問)

開始ボタンを押すと120分のカウントダウンが始まります。問題は画面上に1問ずつ表示されます。「後で見直す」フラグ機能を活用して、迷った問題に印をつけながら進めましょう。

試験終了
終了ボタンを押す・スコアレポートの確認

全問回答後に終了ボタンを押すと、採点が即座に行われます。画面に評価点(総合・3分野別)が表示されます。合格・不合格の判定もその場で確認できます。

試験後
スコアレポートの受け取り・退室

スコアレポート(成績表)が印刷・または画面表示されます。合格証明書の発行は後日になります。試験後は速やかに退室し、荷物をロッカーから回収します。

CBT方式の大きなメリット:試験終了後すぐにスコアが表示されるため、合否をその場で確認できます。統一試験(マークシート)のように合格発表を数週間待つ必要がありません。不合格だった場合も、分野別のスコアを確認してから再受験の計画をすぐに立てられます。

試験中の時間配分の目安

120分・100問(1問あたり平均72秒)のペース配分を事前に意識しておきましょう。

第1問〜40問頃
約50分
第41問〜70問頃
約35分
第71問〜100問頃
約30分
見直し・最終確認
残り時間

※ 上記は目安です。問題の難易度・文章量によって実際の所要時間は変動します。

時間配分で押さえておきたい3つのポイント

⏱ 1問に2分以上かけない 考えても分からない問題は「後で見直す」フラグを立てて次へ進みましょう。1問で詰まると後の問題を解く時間が失われます。
📌 「後で見直す」フラグを活用する CBT方式では迷った問題にフラグをつけて後から戻る機能があります。全問を一度解いてから、フラグをつけた問題を見直すのが効率的です。
🕐 残り15〜20分で見直しを開始する 全問を解き終えたら、フラグをつけた問題を見直します。残り時間を画面で常に確認しながら進めましょう。
⚠ 時間切れ前に必ず終了ボタンを押す 時間が来ると自動終了しますが、最後まで回答を確認して終了ボタンを押す習慣をつけましょう。空白回答は0点です。
⚠ 計算問題・長文問題に時間を取られすぎない:損益分岐点計算・ネットワーク構成の問題など、計算や図の読み取りが必要な問題は時間がかかりやすいです。「分からなければ一旦スキップ」のルールを守ることが時間配分の鍵です。

試験終了後|スコアレポートの見方

試験終了後すぐに表示されるスコアレポートで確認すべきポイントを整理します。

確認項目内容合格基準
総合評価点 3分野を合わせた評価点(1,000点満点) 600点以上
ストラテジ系評価点 経営・法務・会計・ITシステム戦略分野 300点以上
マネジメント系評価点 開発手法・プロジェクト管理・サービスMG分野 300点以上
テクノロジ系評価点 コンピュータ・ネットワーク・セキュリティ・AI分野 300点以上
合否判定 上記すべての基準を満たした場合「合格」 4条件すべてを同時に満たすこと
✅ 不合格だった場合にスコアレポートで確認すること
  • どの分野が300点を下回ったか(足切りになった分野を特定する)
  • 総合点と各分野点数の差(得意分野と苦手分野の偏りを把握する)
  • 再受験の計画(CBT方式は再受験できますが、合格した試験の再受験には一定の制限があります)

よくあるトラブルと対処法

トラブル対処法
身分証明書を忘れた 受験できない場合があります。速やかに会場に連絡し、再スケジュールが可能か確認してください。
予約番号が分からない 受験申込時のメールを確認。見つからない場合は受験申込システム(CBTサービス)のサポートに問い合わせましょう。
試験中にパソコンがフリーズした すぐに会場スタッフを呼んでください。試験開始後のシステムトラブルはスタッフが対応します。自分でパソコンを再起動しないこと。
時間が余ってしまった 見直しに使いましょう。「後で見直す」フラグをつけた問題から確認します。確信のある回答を変えすぎないことが重要です。
試験中にトイレに行きたくなった 試験中の退室は原則禁止です(中断扱いになる可能性があります)。試験前にトイレを済ませておくことが重要です。
会場に遅刻した 会場・予約状況によっては受験できない場合があります。遅刻が確定した時点で速やかに会場に連絡してください。
⚠ 試験中の不正行為について:持ち込み禁止物の使用・他の受験者との会話・画面の撮影などは不正行為とみなされます。発覚した場合は試験が無効になります。会場のルールを必ず守ってください。

よくある質問(FAQ)

試験当日に電卓は使えますか?
自分の電卓を持ち込むことはできません。試験中はパソコン画面上の電卓機能を使用します。事前に画面上の電卓操作に慣れておくと当日焦りにくくなります。学習段階からWEB版問題演習などの画面操作に慣れておくことをおすすめします。
試験中にメモを取ることはできますか?
会場が提供するメモ用紙またはホワイトボードを使用できます。自分で持参したメモ用紙・付箋・参考書などは持ち込めません。試験終了後、会場が用意したメモ用紙は回収されます。試験内容を持ち出すことは禁止されています。
試験の結果はいつわかりますか?
CBT方式では試験終了後すぐに画面にスコアが表示されます。その場で合否を確認できます。正式な合格証明書はIPAのマイページから後日確認・取得できます。企業・学校への提出が必要な場合は、IPA公式サイトで合格証明書の取得方法を確認してください。
不合格だった場合、すぐに再受験できますか?
受験規程に基づく制限があります。合格した場合の再受験には一定の制限がありますが、不合格の場合の再受験については受験時のIPA公式サイトの受験案内でご確認ください。CBT方式のため、再受験の準備が整ってから受験日を設定できます。
試験会場にはどのくらい前に到着すればいいですか?
予約した試験開始時刻の15〜30分前の到着を目安にしてください。受付・身分証確認・荷物のロッカー預け・試験室への案内など、試験前の手続きに10〜15分程度かかる場合があります。遅刻すると受験できないリスクがあるため、交通状況に余裕を持った到着を心がけましょう。

試験前日の最終チェックリスト(まとめ)

✅ 前日の夜に確認する10項目
  • 受験票または予約確認メールを印刷または保存した
  • 写真付き身分証明書を財布に入れた
  • 試験会場の場所・最寄り駅・所要時間を確認した
  • 試験開始15〜30分前に到着できる出発時刻を決めた
  • 交通系ICカードまたは現金を準備した
  • スマートフォン・参考書・電卓は試験室に持ち込めないことを確認した
  • 画面上の電卓操作・メモ機能を事前にイメージした
  • 試験前にトイレを済ませる計画をした
  • 新しい教材・分野の学習は前日の夜は増やさないと決めた
  • 十分な睡眠を取る準備をした

参照した公式情報

主な確認先(2026年8月22日確認)

※ 試験会場のルール・手続き・合格証明書の発行方法は変更される場合があります。受験前に必ずIPA公式サイトおよび受験申込システムの最新情報をご確認ください。会場ごとのルールについては各会場にお問い合わせください。

試験当日に向けて最後の仕上げをしよう

WEB版問題演習で弱点分野を確認し、PDF問題集で時間を計った総合演習を済ませてから試験に臨みましょう。

ITパスポート資格紹介ページ WEB版問題演習で最終確認 PDF問題集で総合演習