FP2級CBTの学科・実技対策|3級との違いと計算問題の攻略法
日本FP協会の現行試験要綱をもとに、 FP2級CBTの試験形式、 3級との違い、 学科・実技の学習方法を整理します。
日本FP協会のFP2級は、 学科・実技ともCBT方式で実施されています。
現行試験は、 学科120分・60問、 実技90分・40問 です。 FP技能士を取得するには、 学科と実技の両方への合格が必要です。
FP2級は、 3級と同じく ライフプランニング、 リスク管理、 金融資産運用、 タックスプランニング、 不動産、 相続・事業承継などを学びます。
ただし、 試験時間・問題形式・受検資格が3級とは異なります。
学習では 「2級は3級の単純な難化版」 と決めつけず、 まず現行の試験要綱と出題範囲を確認してください。
試験全体の概要は、 FP2級 試験対策ページ でも確認できます。
FP2級は学科120分・実技90分
2級FP技能検定は、 学科試験と実技試験で構成されます。
日本FP協会の実技試験は 「資産設計提案業務」 です。
| 項目 | 学科 | 実技 |
|---|---|---|
| 試験時間 | 120分 | 90分 |
| 問題数 | 60問 | 40問 |
| 出題形式 | 多肢選択式 | 多肢選択式及び記述式 |
| 合格基準 | 36点以上/60点 | 60点以上/100点 |
現在の日本FP協会2級学科試験は 120分・60問 です。 古い記事・教材を見る場合は、 現行の試験要綱と照合してください。
3級との試験形式の違い
| 項目 | 3級 | 2級 |
|---|---|---|
| 学科時間 | 90分 | 120分 |
| 学科問題数 | 60問 | 60問 |
| 学科合格基準 | 36点以上/60点 | 36点以上/60点 |
| 実技時間 | 60分 | 90分 |
| 実技問題数 | 20問 | 40問 |
| 実技形式 | 多肢選択式 | 多肢選択式及び記述式 |
| 実技合格基準 | 60点以上/100点 | 60点以上/100点 |
| 受検資格 | FP業務に従事している者、または従事しようとしている者 | 所定の受検資格が必要 |
現在の日本FP協会3級は、 学科90分・60問、 実技60分・20問です。
2級には受検資格がある
2級FP技能検定は、 誰でも無条件で受検できる試験ではありません。
日本FP協会では、 所定の受検資格を満たす必要があります。 主な経路には次のものがあります。
- 3級FP技能検定の合格
- FP業務に関する2年以上の実務経験
- 日本FP協会認定のAFP認定研修修了
このほかにも公式要綱で定められた受検資格があります。 実際の申請時は、 日本FP協会の最新試験要綱を確認してください。
学科と実技は両方合格する必要がある
2級FP技能士を取得するためには、 学科と実技の両方への合格 が必要です。
一方だけ合格した場合には、 一部合格による試験免除制度があります。
日本FP協会では、 一部合格による試験免除は 原則として 合格した試験実施日の翌々年度末まで です。
2級の学習範囲は6分野
学科試験では、 次の6分野を学びます。
- ライフプランニングと資金計画
- リスク管理
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業承継
どの分野を最初に学ぶか、 どの分野へ最も時間を使うかについて、 日本FP協会が固定した学習順位を指定しているわけではありません。
「タックスが最難関」と決めつけない
タックスプランニングや年金分野を、 すべての受検者が最優先で学ぶ必要があるとは限りません。
どの分野で苦戦するかは、 受検者の前提知識や問題演習の結果によって異なります。
最初に6分野へ触れてから、 実際の誤答数や理解不足を基準に 学習配分を決めてください。
計算問題は「何を求めるか」から確認する
FP2級では、 計算を伴う問題もあります。
公式や数字を覚えていても、 問題文の条件を読み違えると 正しい計算につながりません。
| 確認段階 | 内容 |
|---|---|
| ① 求めるもの | 所得、税額、利回り、年金額、相続分など、 何を答える問題か確認する |
| ② 対象者・条件 | 年齢、家族関係、期間、金額、 適用条件などを整理する |
| ③ 使用する制度・式 | 条件に対応する制度や計算方法を選ぶ |
| ④ 計算 | 途中式を残し、 どこで数値が変化したか確認できるようにする |
| ⑤ 単位・問い方 | 円・万円・%などの単位と、 適切・不適切などの問い方を再確認する |
実技は資料と設問を対応させる
日本FP協会の2級実技は 「資産設計提案業務」です。
学科で学んだ知識を使いながら、 具体的な資料や状況に対応して判断します。
学習時は、 次のように情報を整理する方法があります。
- 設問で何を求めているか確認する
- 必要な資料・条件を探す
- 不要な情報と必要な情報を分ける
- 計算が必要なら途中式を残す
- 条件・単位を確認して回答する
日本FP協会が指定する解答手順ではありません。 自分が資料を読みやすい順序で練習してください。
学科と実技を関連づけて復習する
学科と実技は別試験ですが、 扱うFP知識には重なる部分があります。
資格ブートキャンプでは、 一つの分野を学んだ後に 関連する学科問題と実技問題の両方を確認する方法を 一例として紹介します。
必ず同時並行で進めなければならない という公式ルールではありません。
2026年9月の試験日程と法令基準日
2026年9月の 2級・3級CBT試験実施期間は、 9月1日~9月30日です。
この期間の合格発表日は 10月16日です。
また、 2026年6月1日から2027年3月24日までに実施される試験の 法令基準日は 2026年4月1日 です。
税制・社会保険・年金など 法令改正の影響を受ける分野では、 受検する時期の法令基準日に対応しているか確認してください。
2026年度は原則随時受検できる
2級・3級は 学科・実技ともCBT方式へ完全移行しています。
休止期間を除き、 テストセンターの空席から 受検日時を予約できます。
2026年12月28日~2027年1月5日、 2027年3月25日~3月31日など、 試験を実施しない期間があります。 予約前に最新日程を確認してください。
日本FP協会の公式問題も利用できる
日本FP協会は、 CBT化後の2級についても 毎年1セット分の試験問題・模範解答を公表しています。
2026年5月公表分も、 学科・実技それぞれ確認できます。
公式問題では、 現在の問題形式や 資料の使われ方を確認できます。
資格ブートキャンプの問題は弱点確認に使う
資格ブートキャンプのWEB問題・PDF教材は、 独自に作成した学習用問題です。
日本FP協会の本試験問題そのものではないため、 サイト内正答率から 本試験の得点を直接予測することはできません。
| 教材 | 利用例 |
|---|---|
| WEB版問題演習 | 6分野を解き、 知識不足・計算・条件読み違いなど 誤答原因を確認する |
| PDF教材 | 計算途中や資料の条件を書き込みながら まとまった範囲を復習する |
よくある質問
参照した公式情報
- 日本FP協会 「2級・3級FP技能検定 試験要綱」
- 日本FP協会 「2級・3級FP技能検定(CBT試験)」
- 日本FP協会 「FP技能検定 試験日程」
- 日本FP協会 「2級FP技能検定 受検資格『実務経験』について」
- 日本FP協会 「試験問題・模範解答」
公式情報確認:2026年9月26日。 試験日程、受検資格、法令基準日等は変更される場合があります。 受検前に日本FP協会の最新情報をご確認ください。
